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②きざみ食、ソフト食、ミキサー食

目次

きざみ食

形状

  • 食材を1cm角や5mm角といった大きさに細かくきざんだ状態

メリット

  • かむ力を補完した状況にできるため、かむ力が弱くなってきた方に向いている
  • 他の常食の方と同じ食材をきざんで提供できるため、調理提供しやすい

デメリット

  • 全ての食材を一律にきざむことが多いため、食材に応じた咀嚼ができないまま飲み込んでしまうことがあり、飲み込む力が低下している方の場合、誤嚥の可能性が高くなる
  • 細かくきざむことで食材の表面積が増え、包丁、まな板などにより菌が付着、増殖する可能性が高い
刻んだ食材のイメージ

ソフト食(ムース食、ゼリー食)

形状

  • 食材をミキサーにかけ卵白やゼラチンなどで固めたもの

メリット

  • 常食やきざみ食に比べると口の中でバラバラになりにくく誤嚥しにくい
  • 個々で固めているため食材それぞれの味や香りが楽しめる

デメリット

  • 一般家庭では調理することが難しいので既製品での用意が基本となる
  • 卵白やゼラチンなどで固めているため、一部体質に合わない方もみえる
チョコレートムースの写真(ムースをイメージしやすいように代表的なムースを利用した料理として)

ミキサー食

形状

  • 食材をミキサーにかけ、必要に応じとろみ剤などを加えペースト状にしたもの

メリット

  • 液状になっているのでかむ力がない方でも飲み込むことができる

デメリット

  • 液状になっているので元の食材が分からないので食欲も湧きにくい
  • とろみ剤の配合具合に注意しないと、返って誤嚥を起こすことがある
ミキサージュース
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この記事を書いた人

施設に入所、通所されている方、在宅でお過ごしされている方などへオススメの嚥下食をご紹介させていただいています。全国へ福祉業界の展示会を通して情報をお届けしていますが、より多くの方にご紹介したくホームページ、インスタグラムなどを開設しました。サンプルのご依頼やご質問など、お気軽にご相談ください。

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